FXとローソク足

FXとローソク足

ローソク足という値動きの分析方法をご存知でしょうか。
ローソク足は、株でよく使われるテクニカル分析の基本ですが、これがFXにも使われているのです。
ではまず、FXのローソク足がどのようなものなのか、説明しましょう。

 

 

 

FXのローソク足とは

FXのローソク足とは、FXの値動きを表したチャート上の表現の一種です。
ローソク足は、ローソクと呼ばれる白と黒の部分と、そのローソクから上下に伸びるヒゲと呼ばれる線からできています。
一日の始値と終値をローソクで表します。
その日の始値より終値が高ければ白いローソクとなり、陽線といいます。
逆に、その日の始値より終値が低ければ黒いローソクとなり、陰線といいます。
さらに、ヒゲの部分でその日の高値と安値を表現しています。

 

 

 

FXのローソク足による値動きの予測

株と同様にFXでも、このローソク足を使って今後の動きを予測することができるのです。

 

 

 

例えば、日足で数日間順調に陽線となっていたとします。
そして、ある日、長い上ヒゲが付いていたとしたらどうでしょう。
この場合、このヒゲの周辺に上値の大きな壁があると予想できますよね。
一旦上がったにもかかわらず、値が戻ったため上ヒゲとなったわけですから。
つまり、その日以降は、下降する可能性が高いと予想することができるのです。

 

 

 

逆に、数日間陰線が続いていたとします。
ある日、長い下ヒゲがついたっとしたら、下値の大きな壁があると予想できます。
つまり、その日で下降は終了し、以降は上昇に転ずる可能性が高いと予想できますね。

 

 

 

このように、FXでもローソク足をみることは重要です。
ローソク足は、簡単でありながら予想の正確性がありますので、FX初心者の方にはお勧めの分析方法です。